中国:輸出拠点の労働力不足は「景気回復傾向」を示唆-担当相

中国の尹蔚民人事社会保障相は 9日、労働市場全般は厳しい状況が続いているものの、国内の輸出拠 点の労働力不足は同国経済が回復しつつあることを示す兆しだと指摘 した。

同相は北京で記者団に対して、長江や珠江デルタでの雇用が困 難になっていることは「景気の回復傾向を示している」と述べた。た だ、「中国全体では雇用は依然深刻な事態に直面している」と指摘し た。

過去最大の融資と4兆元規模の景気対策が輸出の落ち込みを補 う中、中国経済はほぼ10年ぶりの低成長から立ち直りつつある。中 国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の樊綱氏は7日、昨年11月 以来落ち込んでいる輸出が2010年には10%を超える伸びを取り戻す 可能性があると予想した。

尹人事社会保障相は、「世界的な金融危機はまだ底を打ってい ない」との見方を示し、景気改善が労働市場に波及するには時間がか かると付け加えた。

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