資源株高い、金1000ドルや原油70ドルで収益期待-リサイクルも

国際石油開発帝石や石油資源開発、 住友金属鉱山など資源関連株が高い。世界的な景気回復に伴う需要増 加期待などから、国際的指標のニューヨーク原油相場は約1カ月ぶり の上げ幅を記録、金相場も一時1オンス=1000ドルを突破と商品市 況の上昇が顕著で、収益押し上げ効果を見込む買いが優勢になった。

TOPIX鉱業指数の午前終値は前日比2.9%高の530.29ポ イントで、東証1部33業種の中で上昇率1位。個別銘柄では国際帝 石が一時3.9%高の77万円、石油資源開が2.5%高の4860円まで 上げ、代表的非鉄金属銘柄の住友鉱は1.7%高の1532円と5連騰、 約4週ぶり高値圏での取引となっている。

SBI証券株式部の鈴木英之部長は、「各国政府が経済対策を 打ち出して世界経済が回復基調にあるため、中長期的に原油は下がり にくい」と指摘。金については、ドル安とインフレ加速懸念から魅力 が高まっていると話した。さらに鈴木氏は、価格高騰によって「金の リサイクルの需要も高まる可能性がある」とも指摘しており、貴金属 の卸売を行う松田産業は同5%高の1698円まで上昇、約3カ月ぶり の高値水準を回復した。

8日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)では、原油先物 (10月限)が前週末比4.5%高の1バレル=71.10ドルで終了した。 COMEX部門では金先物相場(12月限)が一時1オンス=1000ド ル台に乗せ、2008年3月以来の高値を更新した。

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