エルピーダ株が連騰、半導体価格の強含み期待-希薄化影響織り込み

半導体メーカーのエルピーダメ モリ株の午前終値が前日比5.1%高の1287円と大幅続伸。公募増資 による株式希薄化の株価への悪影響がほぼ一巡し、今後は足元の半導 体市況の動きを織り込みやすくなるとの見方が広がっている。米マイ クロソフトの新基本ソフト(OS)への期待を支えに、株価の見直し が進んだ。

同社は1日、39%の株式希薄化を伴う公募増資を行うと発表。 これを受けて株価は2日から7日までの4営業日で24%下落したが、 8日には発表後初めて反発した。ゴールドマン・サックス証券の松橋 郁夫アナリストは8日付リポートで、「株価下落により、増資による 希薄化の影響はほぼ織り込まれた」との見方を示している。

今回の増資により、エルピーダは回路線幅40ナノメートル(ナ ノは10億分の1)シフトのための投資資金を一部確保した。松橋氏 は、同社株はこれにより当面、「スポット価格の動きをより反映した 株価形成が予想される」とし、10月22日の新OS「ウィンドウズ 7」の投入前までは株価は短期的な戻りを期待できるとみている。

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