PSS株急反発、遺伝子分析装置を米検査センターに納入-米展開加速

バイオ研究機器の開発や販売を手が けるプレシジョン・システム・サイエンス(PSS)の株価が一時、前 日比8.4%高の18万円と急反発。同社の遺伝子分析装置「SX- 96GC」を米ユタ大学病理学部付属の臨床検査センターに納品すること になり、米国での展開加速を見込む買いが優勢になった。

PSSが納品するのは、血液などのサンプルを解析しやすいように 調整するハイスループット(高速化合物評価)装置。実験条件を一定の レベルに保つためには核酸の抽出や精製などを行う「前処理」が重要と 言われるが、PSSは煩雑な作業を自動化した「Magtration(マグト レーション)」技術を用いて前処理を平易にし、利便性を高めている。

同社社長室の古川昭宏氏によると、ユタ大学付属の「ARUPラボ ラトリーズ」は世界最大の施設を有しているうえ、検査センターとして は全米3位の規模。「米国進出の足がかりとして、今後も関係を深めて 行きたい」と古川氏は語った。今回の納品に伴う収益影響は数千万円規 模だが、試薬などが今後も安定的に使用されるという。

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