ゴールドマン:銅など工業用金属の相場予想を上方修正-景気回復で

ゴールドマン・サックス・グル ープは8日、工業用金属の相場見通しを引き上げた。世界景気の回復 により余剰生産能力が縮小する一方、生産コストが増加するためとし ている。

アナリストのジェフリー・カリー氏は電子メールのリポートで、 ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)が2010年 末までに1トン当たり7650ドルに上昇するとの見通しを示し、従来 予想の5800ドルから上方修正した。各国政府の景気対策導入に伴い 自動車生産が回復したため、車やパイプに使われている銅の相場は今 年に入って2倍以上に上昇している。

カリー氏は「余剰生産能力が徐々に減少し生産コストが着実に 増加するなか、将来も経済成長が続くとの投資家の見方が非鉄金属相 場全般を下支えするだろう」と予想。「銅相場に対して最もプラスの 見方をしている」と指摘した。

リポートによると、ゴールドマンはアルミニウム相場の見通し を従来予想の1トン当たり1950ドルから2050ドルに、ニッケル相 場は同1万5200ドルから1万8800ドルに、それぞれ引き上げた。 亜鉛相場については、「大量の中国からの供給」を理由に同2170ド ルと、従来予想の2600ドルから下方修正した。

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