8月の英消費者信頼感指数、約1年ぶり高水準-民間調査

英住宅金融大手ネーションワイド・ ビルディング・ソサエティーが9日発表した8月の英消費者信頼感指 数は約1年ぶりの高水準となった。英経済がリセッション(景気後退) から脱却しつつある兆しが増えていることが背景にある。

発表資料によると、8月の消費者信頼感指数は63と前月の61 を上回り、2008年5月以来の高水準に達した。同指数は7月20日 から8月23日にかけて1000人を対象に実施した調査に基づいて算 出された。

英国立経済社会研究所(NIESR)の8日の発表によると、英 経済はプラス成長に転じており、雇用市場が1年5カ月ぶりに改善し たことを示す別の調査も9日に公表された。エコノミストらによると、 政策当局が確実な景気回復を目指すなかで、イングランド銀行(英中 央銀行)は10日の金融政策委員会(MPC)で資産買い取り計画を 維持する可能性が高い。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、マーティン・ガーバウ ワー氏は発表文で、「消費者は今後の見通しだけでなく、現在につい てもより明るい見方を取り始めている」とし、「多くの主要経済指標 は引き続き、今回の景気後退局面が底入れした可能性を示している」 と指摘した。

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