米トウモロコシ:06年以来の安値から反発、ドル安で-大豆も上昇

シカゴ商品取引所(CBOT)のト ウモロコシ先物相場は8日、一時2006年以来の安値まで下落後に反 発し、大豆相場も約1週間ぶりに上昇した。ドル相場の下落と株式相 場の上昇でインフレヘッジ手段としての商品の需要が拡大したことが 要因。

金相場は同日、約半年ぶりに1000ドルを突破。銅相場も4営業 日続伸した。原油相場は過去5週間で最大の上昇率を示した。ドル指 数は11カ月ぶりの安値まで下げ、インフレが加速するとの見方が強 まった。MSCI世界指数は一時1.3%上昇した。生産の増加と需要 の鈍化により、トウモロコシ相場は年初来で24%、大豆相場は4.4%、 それぞれ下落している。

アグリビザー(イリノイ州)の穀物担当シニアアナリスト、デー ル・ダークホルツ氏は8日の顧客向け文書でトウモロコシと大豆相場 では「ドルの下落と金の上昇が主な材料になっているようだ」と指摘。 「ドル相場は年初来安値を更新し」、インフレ見通しが強まっていると の見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は、前週末比1.25セ ント(0.4%)高の1ブッシェル当たり3.075ドル。一時は3.02ド ルと、中心限月としては06年10月以来の安値まで下げる場面もあっ た。大豆先物相場11月限は14.5セント(1.6%)高の同9.365ド ル。一時は9.105ドルと、今年7月29日以来の安値を付けた。

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