米社債保証コスト、2週間ぶり大幅低下-クレジットデリバティブ

8日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがこ こ2週間余りで最大の低下となった。株式と商品相場が上昇した ほか、米CVSケアマークやブラジルのヴァーレなどの起債が影 響した。

CMAデータビジョンによれば、北米の投資適格級企業125 社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッド はニューヨーク時間午後4時半(日本時間9日午前5時半)現 在、5.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の116 bpと、8月21日以来の大幅低下となった。スプレッド低下は 投資家心理の改善を示す。

8日の米市場ではS&P500種株価指数が3日続伸し、原油 相場が大幅高、金相場が一時1オンス=1000ドルの大台を突破 するなか、CVSとヴァーレを中心に少なくとも22の企業など が計174億ドル(約1兆6000億円)規模のドル建て債を起債し た。

高リスク・高利回り債の保証料も過去7週間で最も低下し た。CMAの調べでは、北米のジャンク級企業96社の社債に連 動するマークイットCDX北米ハイイールド指数のプライスは 150bp上昇し額面の89%となった。上げ幅は7月23日以来で 最大。プライスは信用コスト低下に伴い上昇する。

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