NY銅先物相場:約1年ぶり高値、ドル安でインフレ懸念加速

8日のニューヨーク銅先物相 場は約1年ぶりの高値に上昇した。ドル安を受け、インフレに対 するヘッジ手段として工業用金属への需要が高まった。

ドルは主要6通貨のバスケットに対して11カ月ぶりの安値 に下落。3月1日以来の下落率は13%となった。銅は年初来で 2倍強に値上がりしている。ロンドン市場では鉛が2008年3月 以来の高値を付けたほか、アルミニウムやニッケル、スズ、亜鉛 も値上がりした。

ロジック・アドバイザーズのパートナー、ウィリアム・オニ ール氏は「ドルは市場で極めて大きな役割を果たしている」と述 べ、「実物資産が王様だ。投資家はインフレ懸念から買ってい る」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅 先物12月限は前営業日比8.95セント(3.1%)高の1ポンド=

2.956ドル。最も売買高の多い限月としては08年9月26日以来 の高値を付けるとともに、過去2週間で最大の上昇を記録した。 7日の米市場はレーバーデーの祝日で休場だった。

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