欧州株:ダウ600指数、11カ月ぶり高値-BHPなど資源株高い

欧州株式相場は4営業日連続で 上昇。ダウ欧州600指数は11カ月ぶり高値を付けた。金属相場の上 昇を背景に資源株が上げたほか、企業買収が増加するとの観測を背景 に買いが続いた。

オーストラリアの鉱山会社BHPビリトンと、英産金会社ランド ゴールド・リソーシズが高い。この日の銅・金相場はともに上げた。 通信株ではドイツテレコムとフランステレコムが高い。両社が英携帯 電話部門の合併で合意したことが買い材料となった。欧州最大の半導 体メーカー、STマイクロエレクトロニクスは、コンピュータ向けメ モリー価格の上昇が好感され、2.5%上げた。

ダウ欧州600指数は前日比0.3%高の237.89と、昨年10月 7日以来の高値で終了。同指数は3月9日以降では51%上げている。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントで120億ドル相 当の資産運用に携わるジェーン・コフィー氏は、ブルームバーグテレ ビジョンとのインタビューで「かなり楽観している。経済データが 引き続き好調なほか、企業業績もかなり良好なようにみえる」と述べ た。さらに「大規模な株式発行が相場の重しとなることが懸念材料だ。 M&A(企業の合併・買収)が株式発行による影響を取り除いたなら ば、状況を均衡化するだろう」と語った。

8日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.1%高、ダウ・欧州50種指数は

0.2%上げた。

鉱山株

BHPビリトンは2.6%高、英豪系鉱山会社、リオ・ティントは

3.6%上昇した。ダウ欧州600指数を構成する19産業グループの中 で資源銘柄は2.4%高と、2番目に大きな伸びとなった。

ゴールドマン・サックス・グループは「世界景気回復の兆候と自 信の高まり」を理由に挙げ、工業金属価格の見通しを引き上げた。

ランドゴールドは3.2%上げた。金先物相場は、ドル安とインフ レ加速への懸念で妙味が高まったことを受け、約半年ぶりにオンス当 たり1000ドルを突破した。

ドイツテレコムは1.9%、フランステレコムは1.8%それぞれ上 げた。両社の英携帯電話部門統合により、英最大の携帯電話会社が誕 生する。

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