米モルガンSのチャマ氏:銀行の中核的自己資本、最大11%の要請も

米金融大手モルガン・スタンレー のワリド・チャマ共同社長は8日、銀行は破たんを回避するための中 核的自己資本比率として最大11%を要請される可能性があるとの見 方を示した。

チャマ共同社長はフランクフルトで開かれた銀行業界の会議で、 「リテール(小口金融)銀行とその部門には平均で7%-8.5%、ホ ールセール(大口金融)銀行と傘下部門は恐らく9%-11%が求め られるとみている」と述べた。

チャマ氏は、「銀行破たんの可能性を減らすということは、資本 を増強し、レバレッジを縮小させるということだ。20カ国・地域 (G20)は資本の質と安定性、透明性に注目している」と指摘した。 G20財務相・中央銀行総裁会議の提案について述べた。

チャマ氏はさらに、大手金融機関を小規模な銀行へと分割するこ とが、金融機関が「大き過ぎてつぶせない」問題に対する適切な対応 だとは思わないと言明。必要なのは十分な流動性と高い自己資本比率 だとの考えを示した。

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