米国、競争力世界一から転落しスイスがトップ-日本8位

世界経済フォーラム(WEF) によると、米国は競争力世界一の座をスイスに奪われた。

WEFが8日発表した年次番付によると、米国は2位に後退。W EFが現行の指数を開始した2004年以来で初めてトップの座を失っ た。市場の洗練度で評価を落としたほか、財政赤字拡大が警戒され、 順位を下げた。これに対し、スイスは安定と革新能力が評価された。

WEFは133カ国をランク付けした。リポートは、「数多くの 弱点が悪化したことが、今年の米国の順位に影響した」とし、「スイ スの実績は相対的に安定していた」と指摘した。

米国は資金アクセスの容易さでは今年、106位に転落した。昨年 は40位。財政赤字を反映し、経済の安定性では93位(前年は66 位)となった。

一方で、柔軟な製品・労働市場と研究開発(R&D)、技術の進 歩は「依然として米経済の生産性を押し上げる原動力であり、現在の リセッション(景気後退)からの回復に役立つだろう」とみられてい る。

スイスはビジネスの洗練度で昨年の3位から1位に浮上。革新能 力では2位だった。安定性では17位。

総合で3位から5位はシンガポール、スウェーデン、デンマーク。 その後はフィンランド、ドイツ、日本、カナダ、オランダと続く。英 国は13位と1つ順位を落とし、フランスは16位で変わらず。イタ リアは1つ上昇の48位だった。

中国は1つ順位を上げ29位。インドとブラジルはそれぞれ49 位と56位に前進した。ロシアは12段階下がり63位。

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