英国の金融業界従業員は報酬増予想、51%増期待組も-G20どこ吹く風

英国のバンカー、トレーダー、ファ ンドマネジャーの半数余りが、今年の報酬増加を見込んでいる。金融 機関のボーナス抑制に意欲を示した20カ国・地域(G20)財務相・ 中央銀行総裁会議の声明もどこ吹く風だ。

人材募集ウェブサイトのeフィナンシャルキャリアズ・ドット・ コムの調査によると、金融サービス業界従業員の約53%は今年の報酬 が昨年を上回ると予想。さらに25%は横ばいを予想している。報酬増 を見込む従業員の4分の1は51%超の大幅増を期待しているという。 同サイトは8月に486人を対象に調査した。

政府が税金を使った銀行救済を余儀なくされるなかで、欧州各国 の政治家は金融機関の報酬制限を求める国民の圧力にさらされている。 先週ロンドンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議は5日、報 酬を長期的な業績と連動させる規則の導入に決意を表明した。

eフィナンシャルキャリアズは発表資料で、「バンカーの報酬に対 する変更は今までのところ、最小限だ」とし、「恒久的な変化をもたら すような措置がロンドン金融街で起こっているかどうかを判断するの はまだ早い」としている。

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