米企業の人材採用ペース:10-12月は過去最低に-マンパワー調査

世界2位の人材派遣会社、米マン パワーの最新調査によれば、米国では2009年10-12月(第4四半 期)の企業の人材採用ペースが過去最低に落ち込む見通しだ。労働市 場の脆弱(ぜいじゃく)さが景気回復の足かせになるとの米連邦準備 制度理事会(FRB)の警告が浮き彫りになった格好だ。

マンパワーによると、同社がまとめた第4四半期の雇用指数は季 節調整を加えたベースでマイナス3%となった。7-9月(第3四半 期)はマイナス2%、4-6月(第2四半期)はマイナス1%で、と もに過去最低を記録していた。

マンパワーのジェフリー・ジョーレス会長兼最高経営責任者(C EO)はインタビューで、「企業にとっては様子見の時期にあり、今 採用することはない」と指摘。「現在の環境には暗雲が垂れ込めてお り、売り上げの回復を見込んで採用に動く理由は全く見当たらないだ ろう」とした上で、「需要が戻るまで、労働市場の回復は見られない」 との見通しを示した。

今回の調査では、回答した企業の69%が第4四半期の雇用につ いて変化なしとした。その前の3四半期では、変化なしと答えた企業 はいずれも67%だった。

業種別では、対象となった13業種のうち11業種で雇用の悪化 が見込まれている。最も悪化したのは娯楽・接客と建設。教育と医療 サービスはマイナス4%からプラス2%に改善した。鉱業はマイナス 9%で変わらずだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE