韓国政府系ファンドのオン元CIO:アジア債券ヘッジファンド設立へ

韓国の政府系ファンド、韓国投資 公社(KIC)で最高投資責任者(CIO)を務めたグアン・オン 氏(49)は、アジアのドル建て債券を売買するヘッジファンドの立 ち上げ準備を進めている。

オン氏は7日のインタビューで、同氏率いるブルー・ライス・ インベストメント・マネジメント(シンガポール)の「BRIMア ジアン・クレジット・ファンド」は、年間10-15%の投資収益を 目標にすると語った。同ファンドはオン氏の自己資金を含む3000 万ドル(約28億円)で10月か11月から運用を始める予定。

オン氏は「世界的な信用市場の混乱は、少なくとも向こう3- 5年はアジアの債券を対象とする絶対リターン戦略投資への魅力的 な入り口を提供するだろう」と述べた。

同ファンドは産業界のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に 対応した「クレジット・マクロ戦略」を採用し、投資適格債や非投 資適格級の高利回り債に投資する。デフォルト(債務不履行)とな った債券や経営破たんした企業の証券には投資しないという。

同ファンドは資産の約8割を優先債やクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)を含む債券に投資し、残りの2割はヘッジ や空売りに株価指数や個別株を利用するなどの「二次的な戦略」の 下で投資するとしている。

マレーシア生まれのオン氏は、3年間の任期を終えて今年3月 にKICを退社した。

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