民主:社民、国民新との連立政権樹立、きょうにも合意-懸案先送りも

民主党は8日、社民、国民新両党と 政策責任者や幹事長らによる会合を開き、連立政権樹立に向けた 最終調整を行う。外交・安全保障分野の扱いなどが焦点だが、インド 洋での海上自衛隊による給油活動など懸案については明確な方針 を示さずに政権発足後に結論を先送りする見通しが強まっている。 同日中の合意を目指す。

同日午前、国会内で開かれた政策責任者レベルでの会合では 政策面での課題について協議。この後、社民党の阿部知子政審会 長は、記者団に対し、合意対象は環境、憲法を含む10項目になる との見通しを表明。同日中に合意できるか聞かれ、「一応、大丈夫だ と思う」と語った。3党は午後も政策責任者、幹事長レベルでの協議 を行う。

阿部氏は、来年1月に期限を迎えるインド洋での給油活動の取り 扱いについて「それは共通政策というよりは協議を継続するというこ と」と指摘し、連立政権合意には明記しないとの見方を示した。民主 党は外交の継続性に配慮し、給油活動は来年1月までは継続する 方針を打ち出しているが、社民党は早期の撤退を求めている。

党首級の入閣

民主党の鳩山由紀夫代表は、7日午後、党本部で記者団に対 し、「早ければあす、幹事長レベルで合意がなされるなら、一番われ われとしてはありがたい。そうすればその先の人事の話も3党で協力 をして進められる」と述べた。

その上で、鳩山氏は、連立政権樹立後の与党間の政策調整の枠 組みについて「政策を決めていくのは政府なので、基本政策に関す る閣僚委員会のようなものをつくって、3党が党首クラスで議論してま とめていく姿を考えていきたい」と明言。社民、国民新両党から党首 クラスの幹部が入閣するよう求める意向も明らかにしている。

--取材協力: Editor:Hitoshi Sugimoto, Kenshiro Okimoto

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