ホンダ社長:民主のCO2削減目標は厳しい-トヨタ社長も

国内2位の自動車メーカー、ホン ダの伊東孝紳社長は8日、都内で会見し、民主党が掲げている二酸化炭 素(CO2)排出量の削減目標について「ものすごく厳しい」とした上 で、「われわれの事業計画の常識をかなり上回っている」と指摘した。 またトヨタ自動車の豊田章男社長も同様に厳しいとの認識を示した。

伊東社長は削減目標に対し「何かプラスアルファのことをしない といけないが、それでも達成できるかどうかは難しい」と述べた。民主 党はマニフェスト(政権公約)でCO2の排出量を2020年までに1990 年比で25%削減する目標を掲げている。

トヨタの広報担当、本間英章氏によると、豊田社長は同日、民主 党の削減目標は厳しいとした上で、同党の温暖化対策に対し慎重な対応 を要望したいと発言したという。

民主党の鳩山由紀夫代表は7日、都内で講演し、同党の削減目標 の達成をあらためて強調した。CO2の排出量をめぐっては日本政府が 6月10日に、20年までに90年比で8%削減する中期目標を発表して いる。

一方、ホンダが11年をめどにミニバン「フリード」のハイブリッ ドモデルを投入する計画と8日付の日本経済新聞朝刊が報じたことにつ いて、伊東社長は憶測記事とした上で、販売時期や具体的な車種など 「何ら発した覚えはない」と語った。また電気自動車に関しては「開発 はしているが、ビジネスとして確固たるものを言える段階ではない」と 強調した。

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