日経平均入替候補で明暗、東京ドーム株急伸-DNA急落

東京ドーム株や北越製紙株が急伸 している。日本経済新聞社が、今年は日経平均株価の定期見直しによる 構成銘柄の入れ替えを行わないと7日に発表。有力な除外候補と見られ ていた両社に見直し買いが優勢になった。

東京ドームは前日比14%高の310円、北越紙は5.9%高の501円 までそれぞれ上げ幅を拡大。このほか、平和不動産も9.3%高の354 円まで買われた。

野村証券金融工学研究センターの新谷理クオンツアナリストは、 「東京ドームは除外候補の筆頭だったほか、北越製紙も他社のクオンツ アナリストからは候補と見られていたことで、ともに買い戻しが入って いる」と話した。

一方、各社クオンツアナリストから採用候補とされていたディー・ エヌ・エーは一時6.3%安の28万5000円、SBIホールディングス は同2.8%安の2万490円と売りが増加。いずれも業績面より需給期 待が株価の下支え要因となっていただけに、影響が出ている。

野村証の新谷氏は、「日経平均の選定基準を変更して今年で入れ替 えが10年目になり、現行基準で新規に入れたい銘柄は入れ尽くした可 能性がある」と指摘。その上で、「新たに選定基準を改定する時期に来 ている」との認識を示している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE