ムーディーズ:大和証券グループ本社とSMBCを格下げ

(詳細を追加します)

【記者:下土井 京子】

9月8日(ブルームバーグ):格付け会社ムーディーズ・インベス ターズ・サービスは8日夜、大和証券グループ本社の無担保長期債務 格付けを「Baa1」から「Baa2」、同社が三井住友フィナンシャルグル ープと共同出資している法人専門の大和証券SMBCの長期格付けを 「A1」から「A2」にそれぞれ引き下げたと発表した。

同時に、大和証券SMBCの長期格付け「A2」と短期格付け 「Prime-1」をさらなる引き下げ方向で見直しの対象としたほか、大 和証券グループ本社の格付け見通しは「ネガティブ」としている。一 方で、大和証券の長期発行体格付けは「Baa1」に据え置き、短期格付 け「Prime-2」は確認した。大和証券の格付け見通しは「安定的」。

ムーディーズは今年2月からこれら3社の格付けについて、引き 下げ方向で見直していた。大和証券SMBCの格下げについては「同 社単独での信用ファンダメンタルズ評価の引き下げによるものであり、 過去数四半期の大幅な業績悪化にも示されたように、大和証券SMB Cの収益の変動性が非常に高い点を織り込んでいる」と説明。

その上で「今回の格下げは三井住友銀行との間で最近生じている 関係の変化を反映したものではなく、大和証券SMBCの格付けA2 には従来通り、同行からのサポートの可能性を織り込んでいる」とし ている。大和証券グループ本社の格下げについては「持ち株会社の格 付けは主要子会社の信用力を反映するものであり、大和証券SMBC の格下げが主因」としている。

三井住友フィナンシャルグループは、大和証券SMBCについて 合弁解消を検討している。同社からの出資引き揚げなどが対象となる。 解消すれば銀行、証券の大手同士が国際競争力の強化などを目指した 連携はいったん白紙に戻る。

--取材協力:河元 伸吾、フィンバー フリン Editor:Masaru Aoki

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi +81-3-3201-3142 kshimodoi@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net シンガポール    Michael Dwyer +65-6212-1130 mdwyer5@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE