CSKHD:資本増強策を発表、優先株などで最大525億円

CSKホールディングスは8日、A CAインベストメンツを引受先とする優先株の発行や債務の株式化など による最大525億円の資本増強策を発表した。不動産証券化事業からの 撤退に伴い300億円の債務超過に陥る見通しとなったため、取引銀行な どからの支援を受けて再建を目指す。

CSKはACAに約160億円の優先株式を発行するほか、住友信託 銀行など取引銀行4行に、債務の株式化(デット・エクイティ・スワッ プ)で300億円の資本増強を行う。そのほか住友商事系列のACAに対 して新株予約権65億円も発行。これらを合わせると最大で525億円の 資本増強となる。

このほかに、CSKは取引銀行4行と協定書を締結し、総額500億 円の短期借入債務の長期借入債務への借り換えの実施などで支援を受け る。

債務の株式化について、住友信託は同日、9月末に予定されている ACAによる資本増強策の実行などを条件に応諾することにした、との コメントを発表した。

CSKはまた、不動産証券化事業からの撤退に伴い550億円の特別 損失が発生することから、4-9月期の純損益予想を570億円の赤字 (従来予想は20億円の赤字)、2010年3月期の純損益予想を540億円 の赤字(同11億円の黒字)に下方修正した。

経営再建に向けて同社は経営体制を刷新。執行役員の中西毅氏が9 月30日付で社長に就任し、福山義人社長は退任する。

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