先進市場株の指標MSCIワールド指数、3日続伸-G20合意受け

先進市場株の指標であるMSCI 世界指数は7日、3営業日続伸となった。米製菓大手クラフト・フー ズによる同業の英キャドバリーへの買収提案が世界的なM&A(企業 の買収・合併)を促すとの観測が強まったほか、20カ国・地域(G 20)財務相・中央銀行総裁会議が景気刺激策の継続で合意したこと が好感された。

先進23カ国の企業株で構成されるMSCIワールド指数は

0.9%上昇。7日の米国とカナダはレーバーデーの祝日。株式と債券、 商品市場は休場だった。

7日の外国為替市場では円が下落。主要16通貨のうち、15通 貨に対して下落した。円はカナダ・ドルに対して1.2%安、対ニュー ジーランド・ドルでは0.8%下げた。オーストラリア・ドルは米ドル に対して1年ぶり高値となった。

G20財務相会議は5日に閉幕後、「金融市場は安定化し、世界経 済は改善しつつあるが、成長と雇用の見通しについては依然慎重姿勢 を維持する」と表明した。

RCMの世界株式部門(ロンドン)のルーシー・マクドナルド最 高投資責任者(CIO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、G20は「慎重に構えすぎて失敗するだろう」と指摘。「法人 部門での信頼感は改善し始めた。比較的低い水準にとどまっていたM &Aは上向くだろう」と分析した。

ダウ欧州600指数は前週末比1.4%高となった。同指数を構成 する19業種すべてが上昇した。

クラフト・フーズによる102億ポンド(約1兆5500億円)の 買収提案を拒否したキャドバリーは38%高。

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