9月7日の海外株式・債券・為替・商品市場

◎米国:レーバーデーの祝日-株や債券、商品は休場

◎外国為替市場

7日の外国為替市場では円が下落。主要16通貨のうち、15通 貨に対して下落した。

円はカナダ・ドルに対して1.2%安、対ニュージーランド・ド ルでは0.8%下げた。一方、オーストラリア・ドルは米ドルに対し て過去1年間で最高値を記録した。

◎欧州株式市場

欧州株式相場は3営業日連続で上昇。企業買収観測が再び高ま ったことを背景に飲食料関連・鉱山銘柄が上げたほか、20カ国・地 域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が世界の金融システム強化に 向けた取り組みで合意したことが、相場の押し上げ要因となった。

英製菓メーカーのキャドバリーは38%の大幅高。同業の米クラ フト・フーズが示した102億ポンドの買収提案を拒否したことが買 いにつながった。プラチナ生産大手、英ロンミンは5.9%上昇。エ クストラータがロンミン買収を検討していると、英紙オブザーバーが 報じたことが材料視された。英食品会社アソシエーテッド・ブリティ ッシュ・フーズは4.1%高。同社が衣料品部門プライマークの増収 見通しを示したことが好感された。

ダウ欧州600指数は前週末比1.4%高の237.20で終了。同指 数を構成する19産業グループすべてが上昇した。

コムインベスト・アセット・マネジメントのポートフォリオ戦略 部門責任者、トーマス・ティルゼ氏(フランクフルト在勤)は、ブル ームバーグテレビジョンとのインタビューで、「2010年景気拡大す るとの見通しが現実のものとなると把握できれば、M&A(企業の合 併・買収)が再び始まるだろう」との見方を示し、「長期的には資 源・飲食料分野で、多くのM&Aがあるだろう」と語った。

ロンドンでのG20財務相・中央銀行総裁会議は5日、世界的な 金融危機の再発防止に取り組むことで合意した。これら措置には、金 融機関によるレバレッジの抑制や好況時に準備金を増強する措置の義 務付けなどが含まれる。

7日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が上昇。ダ ウ・ユーロ50種指数は前週末比1.5%高、ダウ・欧州50種指数は 1%上げた。

ダウ欧州600指数の飲食料関連銘柄は2.3%高と、同指数の19 産業グループのなかで3番目に高い伸びとなった。仏ヨーグルトメー カーのダノンは3.9%上げ、英食品のテート・アンド・ライルは 4%上昇した。

◎欧州債市場

欧州債市場ではドイツ国債相場が上昇し、独2年債利回りは2 営業日連続で過去最低水準を更新した。この日発表された欧州の投資 家信頼感が予想ほど改善しなかったことから、当局者が利上げ回避を する理由が増えたとの見方につながった。

2年債は11営業日連続で上昇し、昨年11月以降で最長の続伸 となった。独調査会社センティックスの7日発表によると、9月のユ ーロ圏投資家信頼感指数はマイナス14.6に改善したが、ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト調査では、マイナス13.7と見込まれて いた。

欧州中央銀行(ECB)当局者らは先週、ユーロ圏の景気見通し が引き続き脆弱(ぜいじゃく)との見方を示したほか、市中銀行向け 1年物融資の金利引き上げの方針がないことを明らかにした。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は、「ECBは当面の間、極めて緩和的な姿勢を 維持することを明確にした。株価上昇にもかかわらず、これが欧州債 を下支えしている」と語った。

ロンドン時間午後4時40分現在、2年債利回りは前週末比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.05%と、少な くとも1990年以降で最低水準となった。同国債(表面利率1.5%、 2011年6月償還)価格は0.07ポイント上げ100.77。10年債利回 りは1bp低下し3.23%と、5月6日以来の低水準まで2bpに近 づいた。

◎英国債市場

英国債市場では2年債相場が上昇し、同利回りは前週末比2ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)低下し0.89%となっ た。

同国債(表面利率4.25%、償還期限2011年3月)価格は

0.02ポイント上げ104.98。10年債利回りは3.63%と、前週末か ら1bp上昇した。

メリルリンチがまとめた国債指数によれば、英国債の年初来のリ ターン実績は0.2%だった。ドイツ国債はプラス1.5%となった一 方で、米国債はマイナス3.3%となっている。

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