新興市場株、1年ぶり高値に上昇-G20財務相会議の合意を好感

新興市場株は1年ぶりの高値に上 昇。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が金融シス テム強化に向けた取り組みに関する宣言を発表したことが好感され た。

MSCI新興市場指数の終値は前週末比1.4%高の865.27と、 昨年9月9日以来の高値に達した。G20は5日、景気刺激策の継続 や自己資本規制の強化などで合意した。

リトアニア株の指標、OMXビリニュス指数は5.7%高の

299.34と、11カ月ぶりの高値に上昇。ブルームバーグの集計デー タによると、採用銘柄の株価収益率(PER)は9倍と、過去4年 間の平均(31倍)の3分の1未満にとどまっている。この日の値上 がり率は世界の主要株価指数で最高だった。メキシコ株の指標ボル サ指数は1%高。米国とブラジルの市場は祝日のため休場だった。

カリヨンの通貨戦略世界責任者、ミチュル・コテチャ氏は、7 日付のリポートで「G20が『大規模な財政・金融政策や金融支援を 取り下げ始めるのは時期尚早』との見解で一致したことに、市場は 安心するだろう」と指摘。「景気刺激策が近く転換されることがなけ れば、景気が二番底をつけるリスクは軽減される」との見方を示し た。

新興市場株は今年これまでに53%上昇。各国の景気刺激策や救 済融資、利下げを受け、金融危機は最悪期を脱したとの楽観的な見 方が広がったことが背景にある。

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