欧州債:上昇、独2年債利回り過去最低-投資家信頼感が予想下回る

欧州債市場ではドイツ国債相場 が上昇し、独2年債利回りは2営業日連続で過去最低水準を更新し た。この日発表された欧州の投資家信頼感が予想ほど改善しなかっ たことから、当局者が利上げ回避をする理由が増えたとの見方につ ながった。

2年債は11営業日連続で上昇し、昨年11月以降で最長の続伸 となった。独調査会社センティックスの7日発表によると、9月の ユーロ圏投資家信頼感指数はマイナス14.6に改善したが、ブルー ムバーグがまとめたエコノミスト調査では、マイナス13.7と見込 まれていた。

欧州中央銀行(ECB)当局者らは先週、ユーロ圏の景気見通 しが引き続き脆弱(ぜいじゃく)との見方を示したほか、市中銀行 向け1年物融資の金利引き上げの方針がないことを明らかにした。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニッ ク・スタメンコビッチ氏は、「ECBは当面の間、極めて緩和的な 姿勢を維持することを明確にした。株価上昇にもかかわらず、これ が欧州債を下支えしている」と語った。

ロンドン時間午後4時40分現在、2年債利回りは前週末比4 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.05%と、少な くとも1990年以降で最低水準となった。同国債(表面利率1.5%、 2011年6月償還)価格は0.07ポイント上げ100.77。10年債利回り は1bp低下し3.23%と、5月6日以来の低水準まで2bpに近 づいた。

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