欧州株:3日続伸、M&A活発化との見方で-キャドバリーが高い

欧州株式相場は3営業日連続で 上昇。企業買収観測が再び高まったことを背景に飲食料関連・鉱山 銘柄が上げたほか、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁 会議が世界の金融システム強化に向けた取り組みで合意したことが、 相場の押し上げ要因となった。

英製菓メーカーのキャドバリーは38%の大幅高。同業の米ク ラフト・フーズが示した102億ポンドの買収提案を拒否したことが 買いにつながった。プラチナ生産大手、英ロンミンは5.9%上昇。 エクストラータがロンミン買収を検討していると、英紙オブザーバ ーが報じたことが材料視された。英食品会社アソシエーテッド・ブ リティッシュ・フーズは4.1%高。同社が衣料品部門プライマーク の増収見通しを示したことが好感された。

ダウ欧州600指数は前週末比1.4%高の237.20で終了。同指 数を構成する19産業グループすべてが上昇した。

コムインベスト・アセット・マネジメントのポートフォリオ戦 略部門責任者、トーマス・ティルゼ氏(フランクフルト在勤)は、 ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「2010年景気 拡大するとの見通しが現実のものとなると把握できれば、M&A (企業の合併・買収)が再び始まるだろう」との見方を示し、「長 期的には資源・飲食料分野で、多くのM&Aがあるだろう」と語っ た。

ロンドンでのG20財務相・中央銀行総裁会議は5日、世界的 な金融危機の再発防止に取り組むことで合意した。これら措置には、 金融機関によるレバレッジの抑制や好況時に準備金を増強する措置 の義務付けなどが含まれる。

7日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が上昇。 ダウ・ユーロ50種指数は前週末比1.5%高、ダウ・欧州50種指数 は1%上げた。

ダウ欧州600指数の飲食料関連銘柄は2.3%高と、同指数の19 産業グループのなかで3番目に高い伸びとなった。仏ヨーグルトメ ーカーのダノンは3.9%上げ、英食品のテート・アンド・ライルは 4%上昇した。

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