グリーンスパン氏:銀行の自己資本比率引き上げを、規則変更が必要

グリーンスパン前米連邦準備制度 理事会(FRB)議長は7日、銀行に求める自己資本比率の最低条件 は引き上げられる必要があるとの見解を示した。

同氏はインド・ムンバイでの会議に電話で参加し、「危機時以外 でも、自己資本比率をめぐる規則は銀行に、リスクに対するより大き なバッファー(緩衝部分)を求めるべきだ」とし、規則には「大幅な 変更が必要だ」との考えを示した。

ロンドンで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行 総裁会議は5日、銀行に自己資本の規模と質の向上を求めた。グリー ンスパン氏は、危機に際して自己「資本の代わりになるものはない」 と指摘した。

同氏はまた、危機の原因はリスクに対する応分の負担であるプレ ミアムが安過ぎたこと、金利とインフレ率が1けた台になったことで 今世紀の初めに台頭した安心感が高まり過ぎたことが、「1世紀に1 度」の危機の原因になったと分析した。

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