トルコ中銀総裁:IMF融資は不要な可能性-経常赤字縮小で必要後退

トルコ中央銀行のユルマズ総裁は、 同国政府が財政規律を維持する限り、国際通貨基金(IMF)による 融資は必要がない公算との考えを示した。

ユルマズ総裁は5日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行 総裁会議が開かれたロンドンでインタビューに応じた。融資の必要性 は低下したとの認識を示し「トルコはIMFプログラムに期待されて いた結果を、独自に達成できる。これはトルコにとってより望まし い」と語った。同国の経常収支の赤字幅が縮小していることが発言の 背景にある。

トルコとIMFは、200億-400億ドル(1兆8650億-3兆 7300億円)規模の融資の可能性について1年以上、協議を続けてき た。合意の見通しから同国の債券利回りは1けた台まで低下し、主要 株価指 数は今年に入り68%上昇している。

同国の6月の経常赤字は10カ月連続で縮小し、海外資金の必要 性は低下している。輸入品への需要減少が赤字縮小につながっており、 政府は今年の経常赤字が100億ドルを下回ると予想している。2008 年は417億ドルだった。

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