豪ドルに上昇余地、昨年8月以来の0.9米ドル視野-テクニカル分析

三菱東京UFJ銀行市場業務部の橋 本将司調査役は、テクニカル分析をもとにオーストラリア・ドルが米ド ルに対して、昨年8月以来となる1豪ドル=0.9米ドル程度まで上昇す る可能性があるとの見通しを示した。

7日の取引で豪ドルは一時0.8577ドルと、昨年9月1日以来の水 準まで上昇した。フィボナッチ分析でみると、昨年7月15日に付けた 高値の0.9850ドルから、同10月27日の安値0.6009ドルまでの下落分 の61.8%戻しにあたる0.8383ドルを上抜けている。

豪ドルが61.8%戻しを達成したことから、橋本氏は、「76.4%戻し の0.9ドル付近が次のターゲットとして意識される」とみている。

さらに、橋本氏は、リスク許容度の本格的な改善とまではいかない ものの、高金利・資源国通貨の「自律反発があっても不思議はない」と 指摘。そのうえで、資源国通貨の中でも、「ニュージーランドやカナダ より自国通貨高への警戒感が弱い」として、豪ドルの上昇余地が大きい と分析している。

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