りそな細谷会長:コアTier1を意識して資本の充実検討

りそなホールディングス(HD)の 細谷英二会長(64)は7日の記者団とのインタビューで、リスク資産に 対するコア部分の自己資本比率として国際的に重視されつつあるコアT ier1について「相当意識しなければならない」と述べ、金融市場か らの調達を選択肢に含めた自己資本の充実を図っていく考えを示した。

りそなHD傘下の銀行は国内基準行のため、国際的な議論となって いる銀行の自己資本比率規制強化に直接関係はない。だが、細谷会長は 「有力な投資家である欧米の目線で適正と思えるレベル」の自己資本の 確保が必要と言及した。

りそなHDの中核的自己資本(Tier1)比率は6月末現在で

10.42%。うち狭義の中核的自己資本であるコアTier1比率は

5.98%と試算している。公的資金が資本に含まれていることもあり、米 ストレステストで基準となった6%、4%をそれぞれ大きく上回ってい る。細谷会長は、公的資金の返済原資を考慮に入れ、さらなる資本の積 み上げに含みを持たせた。

一方、会長は、三井住友フィナンシャルグループと大和証券グルー プ本社が共同出資している大和証券SMBCの合弁解消を検討している ことなどについては、りそなにとって提携先を増やすチャンスにつなが るとして前向きな見方を示した。

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