ヘッジファンドのブラマー、初のアジア株式ファンドの規模拡大を計画

スウェーデンのヘッジファンド運営 最大手ブラマー・アンド・パートナーズは、欧州以外の新たな投資家を 呼び込もうとするなかで、同社初となるアジア特化型ファンドの規模 を少なくとも18%拡大する方針だ。

同社のアジア部門カラコラム・アセット・マネジメントのポート フォリオマネジャー、イー・トー・チア氏(40、シンガポール在勤) は、株価の上昇・下落を予想して投資するロングショート戦略を取る このファンドについて、「当面の」目標は運用資産を8500万ドル(約 79億円)から1億ドルに引き上げることだと説明した。同ファンドは 日本を除くアジアを投資対象とし、2カ月前に設定された。

チア氏は4日のインタビューで、「運用資産の大半は欧州の投資家 から集められたものだが、米投資家の資金の受け入れも開始した」と 指摘。「今回のファンドの設定以来、米国やアジア拠点の投資家に話を している」と述べた。ただ、ファンドの規模が最終的にどの程度拡大 するかについてはコメントを控えた。

シンガポールの調査会社ユーリカヘッジがまとめたヘッジファン ド資金動向によると、7月は3カ月連続の純流入となり、その規模は 21億ドルだった。アジアに特化したロングショート・ファンドの指数 は7月に4.5%上昇し、ユーリカヘッジが調査する9分野でパフォー マンスが最も高かった。

アジアに集中投資するカラコラムのファンドは8月の運用成績が プラス1%。ファンドを設定した最初の月に当たる7月はマイナス

2.4%だった。ユーリカヘッジの暫定集計によると、アジア株に投資 するロングショート・ファンドの8月のリターンはマイナス0.4%だ った。

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