中国自動車メーカー、ハイブリッド車販売促進で政府の補助金に期待

世界2位の石油消費国である中国 は、燃料輸入や大気汚染を減らすため、ハイブリッド車や電気自動 車の国内販売を伸ばしたい考えだ。この目標実現に向けた唯一の方 策は購入補助金制度の導入かも知れない。

JDパワー・アンド・アソシエーツ中国によれば、同国の乗用 車販売のうちハイブリッド車と電気自動車が占める割合は約

0.01%。同国が米国を抜いて世界最大の自動車市場へ成長する中で、 ハイブリッド車や電気自動車は自動車購入ブームの蚊帳の外に置か れてきた。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・ 投資会社バークシャー・ハサウェイが出資する電気自動車メーカー、 比亜迪(BYD)が今年1-7月に全国で販売したプラグイン・ハ イブリッド車「F3DM」は31台にとどまった。

BYDの王傳富会長は、6日に天津で開かれた自動車カンファ レンスで、「購入者への補助金提供に地方と中央政府が団結して取り 組むことを期待している」と述べた上で、補助金制度は「間違いな く」販売を支援するとの見方を示した。

中国政府は今年、低所得の農家のガソリン車購入を支援するた め、農村向けに購入補助金制度を導入した。ハイブリッド車と電気 自動車のシェアを2011年までに乗用車市場の5%へ引き上げると する政府目標の達成には、同様の支援策が必要となりそうだ。

BYDの「F3DM」の販売価格は14万9800元(約200万 円)から。これに対し、同じクラスのガソリン車「F3」は5万9800 元からとなっている。

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