中国人民銀の樊氏:経済政策の微調整が遅れてはならない

中国人民銀行(中央銀行)貨幣政 策委員会の樊綱氏は7日、中国政府は相場変動を理由に経済政策の 「微調整」を思いとどまるようなことをするべきではないとの考え を示した。今「微調整」を遅らせると将来的に一段と抜本的な調整 が必要となり得ることを理由に挙げた。アモイで開催された展示会 で述べたもので、樊氏は「マクロ経済政策は予防的措置である必要 がある」と強調した。

政府が銀行融資の伸びを抑制しようと動いていることで景気回 復の芽が摘まれるとの懸念から、上海総合指数は8月4日に付けた 年初来高値から約16%下落している。人民銀の蘇寧副総裁は9月5 日、同国が銀行融資を調整するための「規制手段」の実行を検討す る方針だと述べた。

7月の銀行融資は6月の水準の4分の1以下に減少した。温家 宝首相は今月1日、中国経済は「重大」な段階にあるとして、景気 刺激策と「適度に緩和的」な金融政策を維持する方針を表明した。

これに関連して樊氏は、既存政策への中国当局のコミットメン トは、調整の可能性を排除するものではないと指摘。「金融危機に立 ち向かう政策は決して変更されないということではない」と語った。

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