オバマ米大統領、自動車作業部会のブルーム氏を製造業政策担当に指名

オバマ米大統領は、自動車作業部 会の首席顧問を務めるロン・ブルーム氏を製造業部門の政策担当上 級顧問に指名した。過去30年間にわたって減少が続いている製造 業部門の雇用のてこ入れを図る。

米鉄鋼労働組合(USW)の元顧問で米投資銀行ラザードに勤 務した経歴を持つブルーム氏は、政府の自動車業界救済の一環とし て、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー・グループの破 産手続き脱却を支援した。大統領府報道官の声明によれば、ブルー ム氏は新たなポジションで、製造業部門の雇用「再生」に向けてオ バマ政権の政策を策定することになる。

オバマ大統領は声明で、「ブルーム氏は将来の製造業における好 待遇の雇用を創出する道へと導くのに必要な知識と経験を備えてい る」と指摘。「われわれは国民に雇用を取り戻し、経済の潜在成長力 を最大限に実現するため、創造力と生産性を一段と活用する必要が ある」と説明した。

ブルーム氏は、自動車作業部会の首席顧問の職にもとどまる。 同氏は7日、オバマ大統領とともにシンシナティを訪問する。大統 領は同市で医療保険と景気について発言する予定だ。

今回の動きは、現政権が投資銀行の支援に数十億ドルを投じる 一方で一般市民の救済でほとんど何もしていないとする民主党内部 からの批判を和らげる可能性がある。

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