超大型原油タンカー:運賃下落で損失続けば運休も-フロントライン

世界最大の超大型原油タンカー運航 会社、フロントラインは、運搬レートが採算の取れる水準に戻らなけ れば海運各社が向こう3カ月以内に積み荷の運搬を拒否し始める可能 性があるとの見方を示した。

バルチック取引所(ロンドン)によると、海運各社は中東産原油 の燃料コストとして1日当たり942ドルを支払っている。運搬レート は7月以降、運航コストを下回っている。フロントラインの経営部門 のイエンス・マーチン・イエンセン最高経営責任者(CEO、シンガ ポール在勤)によると、損失が続けば、一部の海運会社はタンカーを 運休させることを選択する可能性がある。

イエンセンCEOは4日の電話インタビューで「もう1四半期に わたってこのような状況が続けば、船主側は何らかの措置を取る必要 が出てくると思う」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースの推計によると、石油輸出国機構(O PEC)は今年、生産量を4%削減し日量2840万バレルとしている。 ブルームバーグ上のロイズ・レジスター・フェアプレーのデータによ ると、この間に超大型タンカーの運航数は5.8%増の528隻となった。 フロントラインなど5銘柄で構成するブルームバーグ・タンカー株指 数は年初来で19%低下している。昨年は49%下げ、過去最大の低下率 を示した。

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