【個別銘柄】銀行、環境、東京ドム、JVCK、日ヒュム、タカラレ

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8日の材料銘柄の終値は以下の通 り。

銀行株:東証銀行指数は前日比1.6%安の158.22と、東証1部 の33業種別指数の中で値下がり率トップ。週末に開催された20カ 国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、大手銀行の自己資 本規制を強化する方針で一致したことで、増資による1株価値の希薄 化などが警戒された。

環境関連銘柄:ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)が

9.2%高の871円、明電舎(6508)が12%高の569円など。民主党 の鳩山由紀夫代表が7日、日本の温室効果ガス削減目標について、 「2020年までに1990年比25%削減を目指す」と述べたことで、今 後の需要増加が期待された。二酸化炭素(CO2)の排出が多い鉄鋼 業などは今後のコスト負担増などが警戒され、新日本製鉄(5401) は1.1%安の350円。

東京ドーム(9681)と平和不動産(8803):東京ドームが

8.8%高の297円、平和不は7.1%高の347円。日本経済新聞社は 7日、今年は日経平均株価の定期見直しによる構成銘柄の入れ替えを 行わないと発表した。これを受け、有力な除外候補と見られていた両 銘柄が見直し買いを集めた。一方、採用候補に挙がっていたディー・ エヌ・エー(2432)が4%安の29万2000円、SBIホールディン グス(8473)も2.4%安の2万570円と安い。

JVC・ケンウッド・ホールディングス(6632):31%高の64 円と急反発。東証1部値上がり率1位。8日付の日経新聞朝刊による と、7-9月期の連結営業損益は最大10億円程度の黒字と、3四半 期ぶりに黒字転換する見込み。米国を中心にカーエレクトロニクス事 業などが改善し、5億円の黒字とした計画よりも上振れする可能性が あるとしており、業績底打ち期待が高まった。

日本風力開発(2766):5.2%高の38万3000円。日立製作所 と風力発電を中心とした再生可能エネルギー分野で業務提携したと発 表した。次世代送電網(スマートグリッド)の関連技術の開発などで 協力する方針で、収益寄与を期待した買いが優勢になった。一方、転 換社債型新株予約権付社債(CB)30億円を発行するとも7日に発 表。調達資金はグループの設備投資のため子会社への投融資に充てる。

日本ヒューム(5262):午後に急騰し、7.3%高の310円で終 了。日経速報ニュースが午後2時に、戸田建設(1860)、京都大学、 佐世保重工業(7007)、日ヒュムは共同で風車を海に浮かべる浮体 式の風力発電実験を開始したと報道。収益寄与を見込んだ買いが膨ら んだ。佐世保重も午後に一段高で、4.2%高の201円。

夢真ホールディングス(2362):午後に急騰し、33%高の105 円。昼休み時間帯に、2009年9月期の配当を従来予想の1円から2 円(前年実績は1円)に引き上げたことが好感された。営業範囲を首 都圏に集中、販売管理費の削減などで採算が改善した。

昭和シェル石油(5002):2.3%高の995円。1000億円を投じ、 CIS太陽電池事業の第3工場を建設する、と7日に発表した。日立 製作所(6501)から薄型テレビ用プラズマパネル工場(日立プラズ マディスプレイ宮崎事業所)を購入し、太陽電池製造装置を設置して 11年下期の稼働開始を目指す。

富士ソフト(9749):3.6%安の1575円。10年3月期の連結 経常利益が前期比56%減の29億円になる見通しと前日発表。企業 のIT(情報技術)投資抑制が響き、従来予想60億円を下回る。年 間配当は前回予想から20円減配し10円とする。

ピクセラ(6731):8.4%高の323円と大幅続伸。イオン向け に、低価格の地上デジタルチューナーを発売すると4日に発表。10 年9月期に約13億円の販売を目指すとしており、業績寄与を期待し た買いが続いた。前日はストップ高比例配分で終えていた。

野村総合研究所(NRI、4307):1.4%高の2125円。転換社 債型新株予約権付社債(CB)500億円の発行を決議していたが、8 日朝、発行中止を決定した。将来的な1株利益の希薄化懸念が後退し た格好。

JT(2914):3.4%高の29万1700円。たばこ増税リスクを 織り込んでも株価は割安とし、ゴールドマン・サックス証券が7日付 で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を27万円から 36万5000円に引き上げた。

TOWA(6315):10%高の800円。メリルリンチ日本証券は 7日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に、目標 株価を570円から1000円に引き上げた。

新川(6274):3%高の1836円。メリルリンチ日本証券は7 日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1250円か ら2000円に引き上げた。

日本シイエムケイ(6958):3%安の722円。価格低下圧力に よる採算悪化などから業績改善ペースは想定比遅れ気味として、UB S証券は7日付で、投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を 1000円から800円に引き下げた。

ニチコン(6996):2.7%安の1138円。UBS証券が7日付で、 投資判断を「買い」から「中立」、目標株価を1500円から1200円 に引き下げた。

タカラレーベン(8897):80円(23%)高の424円でストッ プ高比例配分。10年3月期の連結最終利益は従来予想比90%増の9 億5000万円となる見通し。前期実績は125億円の赤字だった。資産 売却が想定より進んでいるほか、販売管理費の削減も寄与する。

新電元工業(6844):16%高の274円と急反発。第三者割り当 で新株式1636万1000株を発行すると7日に発表。割当先はホンダ (7267)や損保ジャパンなど5社。調達資金(手取概算35億4300 万円)は設備投資と構造改革に充当する予定。

東建コーポレーション(1766):4.1%安の3060円。主力の建 設事業で完成工事高が減り、第1四半期(5-7月)の連結営業損益 は13億7300万円の赤字だった。前年同期は7億2600万円の赤字。

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