ロンドン外為:円、対ユーロで一時1日来の安値-株高で安全需要後退

7日のロンドン外国為替市場では、 円がユーロに対して下落、一時は約1週間ぶりの円安・ユーロ高水準 となった。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が景気 刺激の取り組み維持で合意したことを背景に世界の株式相場が上昇し、 相対的に安全な通貨とされる円の需要が後退した。

コメルツ銀行の為替ストラテジスト、マイケル・クラウィッター 氏(フランクフルト在勤)は「リスク意欲が高まりつつあるのは明白 だ。円安を見込むのは妥当だ」と述べた。

ロンドン時間午後3時5分(日本時間同11時5分)現在、円の 対ユーロ相場は1ユーロ=133円29銭と、ニューヨーク時間前週末 4日の132円98銭を下回っている。一時は133円88銭まで売り 込まれ、今月1日以来の円安水準となった。対ドルでは前週末から小 動きの1ドル=93円2銭。

ドルはユーロに対し1ユーロ=1.4331ドル(前週末は1.4297 ドル)に下落した。

ロンドンでのG20財務相・中央銀行総裁会議は5日、景気刺激 策からの出口戦略実施には時期尚早との認識を示した。先進市場株の 指標であるMSCI世界指数は3営業日続伸となっている。円はカナ ダ・ドルやニュージーランド・ドルに対して大きく下落。オーストラ リア・ドルは米ドルに対して1年ぶり高水準となった。

米国はレーバーデーの祝日で証券、債券および商品市場は休場。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE