バーゼル・グループ、銀行の「新たな基準」で合意-危機再発防止で

国際決済銀行(BIS)加盟国・ 地域の中央銀行で構成するバーゼル・グループは6日、大恐慌以降最 悪となった経済危機の再発防止に向けた世界の金融業界の「新たな基 準」で合意に達した。

同グループは、銀行に株式保有拡大によって自己資本の質を向 上させる方針のほか、レバレッジ比率導入や好況時に準備金を増強す る措置の義務付けなどで一致した。これに先立ち20カ国・地域(G 20)財務相・中央銀行総裁会議は5日、金融機関の報酬や利益に対 する規制強化で合意した。

世界の大手金融機関が過剰なリスクを取り、貸し倒れ損失・資 産評価損が計1兆6100億ドルに膨んで公的資金による救済を受けざ るを得なくなったことで、世界経済はリセッション(景気後退)に陥 った。今月24、25日には米ピッツバーグでG20首脳会議(金融サミ ット)が開かれる。

バーゼル・グループの議長を務める欧州中央銀行(ECB)の トリシェ総裁は「主要27カ国による6日の合意は、銀行規制や監督 の新基準にとって不可欠だ」と指摘した。

バーゼル・グループは年末までに新基準案を提示する予定。

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