英商業会議所:10年の英GDP予想を上方修正-失業者数は下方修正

英商業会議所(BCC)は6日、 英政府の景気対策の効果が勢いを増しているのを受け、2010年の 英経済成長率予想を上方修正するとともに、失業者数の見通しを下 方修正した。

6日の発表資料によると、10年の英国内総生産(GDP)は

1.1%増と、6月時点の予想の0.6%増を上回る見通し。失業者数 は10年に300万人でピークを付ける見込みだという。従来予想は 320万人だった。

第2次大戦後最悪の世界不況に終息の兆しが見られるものの、 BCCは、景気刺激策を早期に解除すれば景気回復が損なわれかね ないと指摘した。週末にロンドンで開催された20カ国・地域(G 20)財務相・中央銀行総裁会議に出席したガイトナー米財務長官や ラガルド仏財務相ら当局者も同様の見解を示している。

BCCのチーフエコノミスト、デービッド・カーン氏は発表資 料で「景気の好転は恐らく既に始まったようで、今後数四半期にか なり力強い回復が見られるだろう」と予想。「だが、景気回復を持続 させるのは極めて困難で逆戻りするリスクは高い」との見方を示し た。

BCCは09年のGDP予想を4.3%減と、従来予想の3.8% 減から下方修正した。企業投資は14.5%落ち込む見込みで、BC Cは個人消費の弱さや記録的な公的債務に伴うリスクにも言及した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE