テレフォニカとチャイナ・ユニコム:10億ドルの株式交換で合意

欧州2位の通信会社、スペインのテ レフォニカは7日、中国2位の携帯電話サービス会社、チャイナ・ユ ニコム(中国聯通)に10億ドル(約930億円)を追加出資することを 明らかにした。

両社の6日の共同発表資料によると、テレフォニカの出資比率は

5.4%から8.1%に拡大する。テレフォニカはまた、ユニコムに同額の 自社株を売却することに合意した。これによりユニコムは最大0.89% 出資することになる。

ユニコムが今月、第3世代(3G)携帯電話サービスを開始する なか、テレフォニカは今回の出資でユニコムの最大の海外株主として の立場を強化する。ユニコムは中国7億人強の携帯電話ユーザー向け 高速サービスの提供を目指しており、先月、米アップルと携帯電話端 末「iPhone(アイフォーン)」の販売契約を結んでいる。

スペインのイベルカハ・ヘスティオンで運用に携わるアルベル ト・エスペロシン氏は「テレフォニカにとって素晴らしいニュースだ」 と述べ、「中国市場への参入は極めて難しい。テレフォニカは羨望(せ んぼう)の的だ」と指摘した。

ユニコムはテレフォニカに対し、新株6億9390万株を1株当たり

11.17香港ドルで発行する。9月4日終値は10.74香港ドルだった。 ユニコムはテレフォニカ株4070万株を1株当たり17.24ユーロで購入 する。

テレフォニカ株は年初来で9.7%上昇しており、時価総額は818 億ユーロ(約10兆8800億円)。ユニコム株は年初来15%上昇し、時 価総額は2553億香港ドル(約3兆650億円)。

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