短期市場:翌日物0.10%付近か、レポ低位安定で落ち着いた調達続く

短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.10%付近で推移しそうだ。準備預金の積み上げ需要は根強いが、 レポ(現金担保付債券貸借)金利が低位安定しているため、国内銀行の 調達も落ち着いた展開が続くと予想されている。

前週末4日の翌日物の加重平均金利は0.1ベーシスポイント(bp) 上昇の0.101%。大手銀行や信託、地方銀行の調達は0.10-0.105%で 始まり、その後は0.08-0.10%にレンジを切り下げた。7日受け渡しの 翌日物は0.10%程度で取引された。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物の発行・償還日にあたるも のの、レポ金利が低位で取引されるなか、コールへの影響は限られそう だ。準備預金の積み上げも過度の進ちょくは抑えられているが、足元は 徐々に資金余剰感も強まっている。

前週末のレポ(現金担保付債券貸借)は7日や8日の受け渡し分が

0.11-0.12%で取引されており、この日も横ばいで推移しそう。ただ、 日銀はスポットネクスト物の国債買い現先オペを8000億円まで減額し たため、TB入札が続く今週以降のレポ金利の動向が注目されている。

準備預金は8.7兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は7000億円増の11兆6000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は8兆7000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想では、調節は 見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆2300億円、積み終 了先は3兆6000億円となっている。

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