ダーリング英財務相:時期尚早な出口戦略は景気回復損なう恐れ

ダーリング英財務相は4日、20カ 国・地域(G20)が時期尚早に景気刺激策からの脱却を図れば、リセッ ション(景気後退)からの回復が危うくなるとの認識を示した。

ダーリング財務相はロンドンでインタビューに応じ、「出口戦略を 開始するのは、雇用の改善が確認できた時点だ」と語り、「リスクの中 で大きなものの1つは、対策は十分に機能したから、もう抑制に動くこ とが可能だと断言することだ。1930年代後半の米国の例に顕著である ように、そうした過ちをこれまで何度か犯してきた。それを繰り返して はならない」と指摘した。

同相は、世界経済には回復の兆しが見られているものの、「各国首 脳は現実を見失うべきではない」と語り、政府当局は回復が強固なもの となってから財政赤字削減に乗り出すべきだとの考えを示した。

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