欧州株(4日):続伸、証券会社が年末株価予想を上方修正

欧州株式相場は続伸。米ゴール ドマン・サックス・グループとスイスのUBSのアナリストらがダ ウ欧州600指数の年末の予想を上方修正したことが買いにつながっ た。週間ベースでは、同指数はマイナスとなった。

プラチナ生産大手、英ロンミンと、カザフスタンの産銅会社カ ザフミスは大幅高。両銘柄の投資判断が引き上げられたことが買い を誘った。フランスの自動車メーカー、プジョーシトロエングルー プ(PSA)は、三菱自動車と電気自動車開発で合意したことが好 感され、7.3%上昇した。

ダウ欧州600指数は前日比1.4%高の233.85で終了。週間ベー スでは1.5%下落した。ブルームバーグのまとめたデータによると、 ダウ欧州600指数のPERは44.7倍と、2003年9月以来の高水準 付近となった。

ゴールドマン・サックスのロンドン在勤ストラテジスト、ピー ター・オッペンハイマー氏はリポートで、「ラリーの後に相場上昇が 続かないということはない。投資家は総じて、相場がさらに上昇す るための新たな情報を求めているようだが、当社は好材料が出てく ると見込んでいる」と語った。

同氏はダウ欧州600指数が年末に260になると予想し、従来の 235から引き上げた。同指数は3月9日以降で48%上昇している。

4日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が上昇。ダ ウ・ユーロ50種指数は前日比1.6%高、ダウ・欧州50種指数は

1.5%上げた。

ロンミンは9.4%高。エクサンBNPパリバはロンミン株の投 資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き 上げた。スイスの資源会社エクストラータによる同社買収観測が根 拠。エクストラータは1.9%上昇した。

カザフミスは3.6%上げた。モルガン・スタンレーは同銘柄の 投資判断を「イコールウエート」から「アウトウエート」に上方修 正。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE