欧州債(4日):独2年債上昇、米失業率の悪化で-週間は2週連続高

欧州債市場ではドイツ2年債相場 が上昇。8月の米失業率が1983年以来の高水準となったことを受け、 国債買いが膨らんだ。週間ベースでは2週連続高となった。

2年債利回りは半年ぶり低水準となった。MSCI世界指数が週 間ベースで下落したのを背景に比較的安全な債券資産の需要が高まっ た。欧州中央銀行(ECB)当局者らはこの日、ユーロ圏の景気見通 しが引き続き脆弱(ぜいじゃく)との見方をあらためて示した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏は、「市場関係者は米失業率がこれほど上昇する とは予想していなかった。このようなデータは力強い景気回復説が見 当違いであることを示唆している」と語った。

ロンドン時間午後4時半現在、2年債利回りは前日比5ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.08%。前週末比では17 bp低下した。同国債(表面利率1.5%、2011年6月償還)価格は前 日比0.09ポイント上げ100.71。10年債利回りは前日比1bp低下 し3.23%となった。週間ベースでは2bp下げた。

米労働省が4日に発表した8月の雇用統計によると、家計調査に 基づく8月の失業率は9.7%と、1983年6月(10.1%)以来の高水 準に上昇し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(9.5%)も 上回った。前月は9.4%だった。

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