来週のNY原油:50%が下落予想、製油所が定期点検入り-市場調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は下落が予想される。米製油所が今月、定期点検で停止することが背 景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者34人中17人(50%)が、来週の原油先物相場が下落す ると予想。8人(24%)が上昇を予想し、ほぼ変わらずと回答した のは9人だった。先週の調査では59%が下落を見込んでいた。

米国のガソリン消費は、5月下旬のメモリアルデーから今週末の レーバーデーまでのドライブシーズンにピークを迎える。この時期を 過ぎるとガソリン消費は減少し、ヒーティングオイル(暖房油)の需 要が増える前の端境期となる9月と10月に、製油所は定期点検のた め停止する傾向にある。

エネルギー・コンサルタント会社プレステージ・エコノミクス(テ キサス州オースティン)のジェイソン・シェンカー社長は「レーバー デーの週末でドライブシーズンが終わり、需要が減少し来週の原油価 格に下降圧力がかかりそうだ。今週はガソリン需要が強かったが、最 盛期と閑散期の間の期間が始まるので、それも徐々になくなっていく だろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場10月限 は、今週これまでに4.78ドル(6.6%)下落し、3日の終値は1バ レル=67.96ドル。年初来の上昇率は52%。昨年7月11日に付け た過去最高値147.27ドルからは54%の下落。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通り の値動きを示した割合は、47%となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木 曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通し を問う調査を実施している。

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