オリックスクレ社長:三井住友FG傘下入りで「保証事業強化を目指す」

三井住友フィナンシャルグループが 7月に51%出資し子会社化したカードローン会社、オリックス・クレジ ットの剱持正敏社長(56)は、4日までにブルームバーグ・ニュースの インタビューに答え、銀行のネットワークを生かして、保証業務を強化 する方針を明らかにした。

三井住友FGとの提携効果は: 「銀行から取締役3人、社外監査役2人、現場スタッフ2人を迎えた。 主にリスク管理、内部統制面でのノウハウ共有に努めている。増員があ るかは未定だが、審査や財務部門への受け入れが考えられる」

「三井住友の地銀ネットワークなどを生かしながら、地域金融向け保証 事業の債権ベースに占める割合を現在の10%から来期は15%程度に伸ば したい。インターネット上のやり取りが中心という特長を生かし、銀行 の店舗がない地域や対面を嫌う顧客など、従来なかった顧客層を取り込 むことでグループに貢献したい」

銀行傘下に入ったことによる変化は: 「信用補完になっており、ノンバンクを敬遠していた顧客も取り込めそ うだ。また、市況次第だが、社債やコマーシャル・ペーパーの発行を検 討している。来年が準備期間で、再来年以降というイメージだ。これま で外部調達はほとんどしてこなかったが、両株主から自力調達を求めら れている」

収入の3分の1に融資総量を規制するなど改正法の施行が迫るが: 「当社は比較的年収の高い層に低利融資する事業モデルのため影響は限 定的だろう。ただ、未経験の事態で、業績見通しは手堅くみている。約 3500億円の総資産は横ばいで、純利益は総量規制導入の混乱で一度減る だろう。3年後には前期までの50億-60億円の水準を回復したい」

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