2部上昇率トップは昭和KDE株、プリント基板材料好調で業績増額

ガラス長繊維原料に強みを持つ昭 和KDE株が急騰し、午前の東証2部上昇率で1位。デジタル家電な ど最終製品の需要が足元で伸びつつあり、同社のプリント配線基板用 材料の売上高も想定を上回って推移している。会社側は3日に業績予 想を増額修正、足元の業況を評価した買いで年初来高値を更新した。

午前終値は前日比12%高の112円。一時28%高の128円と 2008年7月24日以来の高値水準に戻した。出来高は216万株と、 過去5営業日の終日平均(4万1600株)を大きく上回り、2007年 1月12日の273万株以来の高水準。仮に300万株を超せば、06年 11月以来となる。

上半期(4-9月)の連結営業損益は3000万円の黒字になる見 通し。従来予想は6000万円の赤字だった。プリント配線板の絶縁体 などに使われるガラス長繊維原料の売り上げが想定より良く、下水道 補修材も堅調を維持、売上高が当初計画比15%増の61億円に伸び ることが効く。

同社総合企画室長の日比野賢一氏は、「期初予想が保守的だった ため、ガラス長繊維原料が上振れした。当社が見込んでいたよりも早 く国内景気が回復した」と説明している。

修正後の通期(2010年3月期)業績予想は、連結売上高が前期 比14%減の125億円、営業利益が同69%増の2億9000万円、1株 利益(EPS)は3円44銭。

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