中国:銀行の新自己資本規制は「数年かけて」実施へ-銀監会

中国銀行業監督管理委員会(銀監 会)は、銀行の自己資本から劣後債の相互持ち合い分を差し引くこ との義務化は「数年間かけて」実施する方針であることを明らかに した。この規定を導入する計画に対しては、実施されれば財務に響 くとの意見が銀行から寄せられていた。

銀監会は携帯電話経由で送付した文書で、「中国銀行業界の資本 の質の改善」を図る取り組みとして、銀行が保有する他行の劣後債 を自己資本から差し引くよう義務付ける措置を研究していると説明 した。また、この新規定によって銀行の劣後債発行が減ることはな いとした。

中国国際金融(CICC)の試算によれば、銀行が保有する他 行発行の劣後債とハイブリッド債のすべてを、自己資本から差し引 くことが義務付けられた場合、銀行の融資は最大7000億元(約9 兆5000億円)減少し、銀行業界の自己資本比率の平均は約0.6ポ イント低下する可能性がある。

事情に詳しい関係者が先月明らかにしたところでは、銀監会は 自己資本規制を厳格化する草案を8月19日に銀行に送付し、同月 25日までにフィードバックを寄せるよう求めたという。

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