米ダラス連銀総裁:「緩慢な景気」長期化-「金融の逆風」数年継続へ

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は 3日、米経済は長期にわたって低成長が続く上、「金融の逆風」が収ま るまでには数年を要するとの見通しを示した。

フィッシャー総裁は、カリフォルニア大学での講演で「企業が資 本と労働の再配分を進めるなか、景気動向が緩慢で苦しい高水準の失 業率が続く局面が長期化する公算が大きい」と述べた。講演原稿が事 前に配布された。

同総裁はまた「企業は利ざやの確保に取り組んでおり、今後も厳 しい予算運営を続けることになる」と指摘。「人員削減や既存従業員の 生産性向上を通じた痛みを伴う経費抑制に今後も力を入れることにな ろう」と語った。

さらに「市場正常化までの道のりはなお長い」と指摘。「われわれ は自らの経験や他国の経験から、このような金融の逆風が収まるまで に数年を要することを承知している」と述べた。

フィッシャー総裁は昨年、引き締め気味の金融政策を支持し、連 邦公開市場委員会(FOMC)会合で計5回にわたり政策金利引き下 げ・据え置き案に反対票を投じた。

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