日トイザら株上場来安値、ゲーム販売落ち業績警戒-手当て期待途切れ

玩具、育児用品などを販売する日 本トイザらス株が一時9.8%安の395円まで大幅続落し、株式分割考 慮後の上場(2000年4月)来安値を更新。同社が3日に発表した上期 (2009年2-7月期)決算で、主力のゲーム機・ソフトなどの「エン タテインメント」が落ち込んだことが分かり、業況の先行きを不安視し た売り圧力が高まった。

2-7月期の単体純損益は18億円の赤字だった。売上高は前年同 期比7.6%減の697億円。「スポーツ用品・自転車」はプラスを確保 したものの、「エンタテインメント」は同23%減の130億円と大幅な 減収だった。

10年1月期の業績予想は据え置き。純損益は前期実績の30億円 の赤字から7億円の黒字浮上を見込む。同社はクリスマス商戦に当たる 第4四半期(08年11月-10年1月)に売り上げ、利益が集中する傾 向がある。

十字屋証券投資情報室長の岡本征良氏は、「ゲーム機の販売が一 巡し、売上高が伸び悩んでいる。株価は民主党が打ち出した子ども手当 てによる効果を期待した買いで上げていただけに、さらなる上昇には支 援材料が少ない」と指摘、株価は当面低迷すると見ている。日トイザら 株は、衆院選前の1週間(8月24-28日)は5連騰し、この間17% 上昇していた。

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