大和G証株が下落、三井住友FGと法人業務で合弁解消報道

大和証券グループ本社の株価が下落 している。法人向け証券業務で三井住友フィナンシャルグループとの資 本提携を解消する方向で検討していると報じられ、大手銀行との関係が 薄れ収益力が低下するとの見方から売りが優勢となったようだ。三井住 友FG株は小動きとなっている。

午前10時20分現在、前日比26円(4.8%)安の515円。売買高は 東京証券取引所第5位。三井住友FG株は10円(0.3%)安の3840円。 三井住友は5月に米シティグループから日興コーディアル証券買収を決 めた後、40%となっている法人専門で合弁の大和証券SMBCへの出資 比率を引き上げたい意向を大和側に伝えていた。

4日付の日本経済新聞朝刊は、大和G証が三井住友FGの保有する 合弁の大和SMBC株40%すべてを買い取る方向で最終調整していると 報じた。これを受け、大和G証は「開示すべき決定事項があれば速やか に発表する」とする一方、三井住友は「現在協議中である」とのコメン トをそれぞれ取引開始前に発表した。

ムーディーズジャパンの花立真紀シニアクレジットオフィサーは、 和SMBCについて「合弁解消で三井住友のサポートがなくなると信用 クレジット上にはよくない」と指摘。その上で「大和SMBCの業績に 影響が出てくれば間接的に大和G証の収益も低下する」とみている。

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